ロコモのリハビリ・がんロコモ

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◎ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは?

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」といいます。
人間が立つ、歩く、作業するといった広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器といい、その障害によって身体能力(移動機能)が低下した状態がロコモです。
ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障です。

◯ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト(ロコモONLINE)
https://locomo-joa.jp/locomo/


◎ロコモを進行させないための対策は?

ロコモが進行すると社会参加・生活活動が制限され、ついには要介護状態に至ってしまいます。
対処法には病気の予防、病気に対する薬物や手術による治療、運動器の力の衰えに対する筋力やバランス力のトレーニング痛みや痺れに対する治療、栄養不足や栄養過多の改善などがあります。また生活習慣病の予防やその治療を合わせて行うことも必要です。
ロコモは回復可能なのが最大の特徴。きちんと対処すれば、不安や不自由なく歩けるようになります。



◎当院でのロコモのリハビリ

当院ではロコモアドバイスドクターの指導のもとリハビリを実施します。
投薬などによる疼痛コントロールを行いながら、患者様個人のレベルに応じてトレーニングしていきます。
患者様に合わせたサポーターや義肢なども処方可能です。
生活習慣病の治療が必要な方は久留米大学病院から当院に派遣されている糖尿病内科医と連携して治療していきます。

◯ロコモアドバイスドクターとは?
https://locomo-joa.jp/advice_doctor/



◎がんロコモとは?

「がんロコモ」とは、がん自体あるいは「がん」の治療によって、骨・関節・筋肉・神経などの運動器の障害が起きて移動機能が低下した状態です。進行すると、日常生活が不自由になり、介護が必要になるリスクが高まるだけでなく、がんの治療自体にも影響します。
「がん」に罹患している方は、運動器の痛みを「がんの痛み」だと思って我慢し、あきらめている場合があります。
「がんの痛み」の場合にも、薬による鎮痛以外に、必要な安静や生活指導、時には手術を受けることで改善できるかもしれません。
当院のがんロコモドクターにご相談ください。

◯がんロコモについて

https://locomo-joa.jp/locomo_cancer/
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